先日、約12年間乗っていた車を手放しました。
たくさんの思い出が詰まった車。12年前といえば、まだ三女は生まれていなくて、住む場所も今とは違った。
実家の島根に何度帰ったかな。家族で色んなところにも出かけたし、とにかく色んな変化が起きた年月を共にした車。
あまり綺麗に使ってあげられなかったけど、感謝の気持ちでいっぱいです。
思い出が詰まったものを手放すのは寂しいし複雑な気持ちになるけど、思い出はしっかり脳に記憶して、新しい出会いを楽しむように切り替えて行かなきゃです。
幼い頃から育ってきた実家も今では別の家族が住んでいて、もう見に行くことも出来なくなった。
亡き祖父、祖母、父、母。そして、今も元気な姉と兄。
みんなと過ごした日々は、もう「記憶の中の実家」として、私の心にある。
今の時代は写真のアルバムってほとんど作らないから、何でも無い同じような写真をどんどん撮って、見返すこともないまま、どんどんデータの中に眠っていく。
『残るものって何なんだろう。』と、ふと考える時間をくれた今回の車の手放し。
残るものって、写真でも物でもなく、心が覚えている時間なのかもしれない。
その瞬間瞬間を丁寧に感じることなんだろうなぁとつくづく思いました。そして、新しい出会いを喜ぶことも大事。新しい車もまた今から共に時間を過ごしていく中で大切な存在になるはず。
いつだって、私は”おもいでばこ”。だからこそ、これからも、一瞬一瞬をちゃんと感じて生きていこうと思えた今日この頃でした。
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岡山市南区プライベートサロン
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